【PEACE DAY映画祭2024】9/20(金)21(土)映画『トゥルーノース』『ナディアの誓い』上映会
9月21日は国連が定める国際平和デー、PEACE DAYです。人類は有史以来、人が人を殺さない日はないといわれています。たった一日でいいから「人が人を殺さない日」をつくろう。それが「国際平和の日 = ピースデー」です。
9月のboccs cinemaは、NPO法人 PEACE DAY(https://peaceday.jp/) との連動企画として【PEACE DAY映画祭2024×boccs cinema】を開催します。
今回は、北朝鮮の強制収容所から逃れようとする少年ヨハンと家族の苦難を描いた3Dアニメーション作品『トゥルーノース』と、ISISの性奴隷から逃れたヤジディ教徒のナディア・ムラドが、虐殺の証言を通じて平和を訴える姿を描く『ナディアの誓い』の2作品を上映します。
映画を鑑賞したあとに、感想をシェアする対話の会(自由参加・20分程度)を設けています。どちらも平和について考えるきっかけとなるドキュメンタリー作品です。この機会にぜひ会場でご覧ください。
作品情報
『トゥルーノース』(2020年・94分)
作品紹介(公式サイトより引用)
北朝鮮の政治犯強制収容所で、過酷な毎日を生き抜く日系家族とその仲間たちの姿を3Dアニメーションとして完成させた衝撃作。
レオナルド・ディカプリオも激賞したドキュメンタリー映画「happy – しあわせを探すあなたへ」のプロデューサーの清水ハン栄治の初監督作品。収容体験をもつ脱北者や元看守などにインタビューを行い10年もの歳月をかけて作り上げた。
営利目的の途上国開発業者や巨大なNGOなどにより、数十億ドルにも及ぶ「貧困産業」が生まれ、そのなかで先進国は途上国開発の指導者として地位を獲得してきた。慈善活動のビジネス化が歴史上これほどまでに発展を遂げたことはない。しかし、「気の毒な人々を何とかしなければ」「彼らは無力で何もできない」といったイメージを先進国側の人々に植え付けるプロモーションや、一方的な押し付けで受け手側の自活力を損なうような援助のやり方に、反対の声をあげる途上国側のリーダーは増えている。
本作はアニメ映画の世界最高峰を選ぶ権威ある映画祭・アヌシー国際アニメーション映画祭「長編コントルシャン部門」にノミネート、第33回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス部門」ほか、名門レインダンス映画祭では異例の2部門での招待作品となり、伝統あるワルシャワ国際映画祭ではフリースピリット部門の審査員特別賞、ナッシュビル映画祭では長編アニメ部門グランプリ。韓国のプチョン国際アニメーション映画祭では長編部門の特別賞に輝くなど世界中で話題となっている。
『ナディアの誓い - On Her Shoulders』(2018年・95分)
作品紹介(公式サイトより引用)
ノーベル平和賞2018の受賞者で23歳のナディア・ムラドは2014年8月までイラク北部の小さく静かな村、コチョ村で母と兄弟姉妹達と幸せに暮らしていた。しかし、ISIS(イスラム国)がやって来て、少数民族ヤジディ教徒の虐殺が始まる。殺されるだけではない。捕まった少女や女性は戦利品として売買や交換の対象となった。ナディア達も捕らえられ、母親と6人の兄弟は殺されてしまう。彼女は性奴隷として3ヶ月扱われた末、脱出に成功し、ドイツに逃れる。そしてナディアは2015年12月の国際連合安全保障理事会で、ISISの虐殺や性暴力についての証言を行い、ヤジディ教徒の希望の存在となる。少し前までは、どこにでもいるような普通の女の子だったナディアの夢は、自分の村で美容室を開くことだった。普通の生活に戻る日を待ち望みながらも、故郷を奪い、家族も殺したISISの虐殺を止め、まだ捕らえられている同胞や、世界中の性暴力被害者のため、彼女は表舞台に立ち続けることを決意する。そして彼女は痛ましい体験を、苦しみながらも繰り返しジャーナリスト、政治家、そして外交官に訴え続けた。カメラは冷静に数々の困難に辛抱強く立ち向かっていくナディアに密着し、ギリシャの難民キャンプや国連本部でのスピーチまでを追っていく。そして、彼女の揺るぎない決意を浮き彫りにしていく。
日時
2024年9月20日(金)
- 10:00〜12:00 『トゥルーノース』(2020年・94分)
- 14:00〜16:00 『ナディアの誓い-On Her Shoulders』(2018年・95分)
- 19:00〜21:00 『トゥルーノース』(2020年・94分)
2024年9月21日(土)
- 10:00〜12:00 『ナディアの誓い-On Her Shoulders』(2018年・95分)
- 14:00〜16:00 『トゥルーノース』(2020年・94分)
- 19:00〜21:00 『ナディアの誓い-On Her Shoulders』(2018年・95分)
場所
千葉県南房総市市部125-13 岩井駅前交流拠点 boccs(アクセス・お問い合わせ)
岩井駅入口向かって右(富浦・館山方面)に、線路沿いの道を約100m。boccs正面と裏庭に駐車スペースあり。(約10台)
※岩井駅北側(入口向かって左・安房勝山方面)に市営の無料駐車場もあります。
参加費
一般:1000円
高校生以下:無料(小学生は保護者同伴)
別室での子ども(3歳〜小学生)見守り:500円/人 (最大3名)
<割引・特典>
常連割引:過去2ヶ月以内に映画上映会に参加した方は100円引
紹介割引:上映会リピーターの方が初めての方とご一緒に参加された場合それぞれ100円引
該当の方は、来場時スタッフにお知らせください。
申込方法
電話(0470-29-3958 対応時間 09:00〜21:00)または以下の参加申込フォームにてお申し込みください。
締切:各回上映10分前まで ※定員(各回12名)に達し次第終了となります。
当日席に空きがあれば予約なしでの参加も可能です。受付時に氏名・電話番号・メールアドレスをご記入いただきます。
注意事項
映画上映後、映画の補足解説および感想共有の時間を設けます。(約20分・任意参加)
お車でお越しの方はboccsまたは市営の駐車場に停めてください。駅前の路上・民家前などには絶対に駐車しないでください。
予約後にキャンセルされる場合は電話(0470-29-3958 対応時間 09:00〜21:00)またはフォームにてご連絡ください。