
【boccs cinema】『プラスチックの海』作品紹介
岩井駅前交流拠点boccsでは、夏休み海の映画特集SDGs映画上映会を開催しています。7・8月の海の映画特集の1本は『プラスチックの海』です。
多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。その大半は海底に沈み、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そしてプラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?デイビッド・アッテンボロー、シルビア・アール、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。海と共に生きる全人類必見のドキュメンタリー。
映画『プラスチックの海』公式サイト:https://unitedpeople.jp/plasticocean/
『プラスチックの海』は2016年に撮影された作品で、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを明らかにしているドキュメンタリーです。
プラスチックは永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていくこと、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていることなど、丁寧に海の現状を伝えてくれます。
そして、プラスチックを無毒化するような技術の革新や、エコ先進国ドイツの取り組みなどについても紹介されています。海の惨状を見て、落ち込むだけではなく、どうやって未来を向いていけばいいかという希望の光を示してくれます。
自分たちにとっての身近な海について、まず「知ること」からはじめていけたら、と1歩踏み込む勇気をもらえるような作品です。
ぜひこの機会に映画『プラスチックの海』をご覧ください。
映画『プラスチックの海』予告編
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